チョコレート嚢胞・卵管水腫の腹腔鏡下手術記録14(退院・入院7日目・術後5日目)
第1 これまでのお話
チョコレート嚢胞と卵管水腫により、右側の卵巣が9センチメートル、左側の卵巣が5センチメートルに腫れ、腹腔鏡下手術を受けるため、大病院のC病院に入院し、手術を受けました。入院してから、早くも7日目となり、退院することになりました。
今回は、「退院・入院7日目・術後5日目」を書きます。
第2 退院!
1 VIPルームについて
私は、勝手に、自分の病室をVIPルームと名付けていました。
というのも、近隣には低層住宅しかないなかで、私の病室は5階部分だったので、見晴らしがよく、海も山も見ることが出来たからです。夜になると美しい夜景を眺め、朝になると、太陽の光が差しました。
入院中は、変化に乏しいので、桜のつぼみが膨らんだだけでもうれしいものでした。
2 退院の手続き
退院の手続きは、いたって簡明です。お金を支払って、午前中に出て行くだけ。
スパルタクスなC病院の方針のおかげで、身の回りのことは、自分で出来るようになっていました。C病院の作戦だったのかもしれません。そう考えると、C病院の皆様には、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
個室満喫し、口腔ケアも訪問で行ってもらったけれど、12万2300円の支払いで済みました。国民皆保険制度素晴らしい!高額医療制度も素晴らしい!
命を助けてもらった代償としては、安いと思っています。
次の診察は、3カ月後です。
それまで、ジエノゲストを飲むので、生理は無いです。
入院と手術の雑感としては、想像していたよりも楽で面白い体験でした。
しんどいのは、手術日とその翌日くらいです。あとは、のんびり過ごせるので、体の負担もさほど無いです。詳しくは、次々回に書きます。
3 禁止事項について
・ 浴槽につかるのは、1カ月間禁止
・ 車の運転も禁止(禁止期間は不明だったので、1ヵ月後から運転しました)
・ 性交は医師の許可が必要(病院に電話で聞けってこと?)
第3 クイーンエリザベス号に励まされる
私の病室からは、港に停泊するクイーンエリザベス号が見えていました。
あの、かの有名な豪華客船です。
夫に頼んで、病院からの帰り道に港に寄ってもらい、クイーンエリザベス号を見に行きました。
マンションか!?と思うくらいそびえたつ客室。どんな人が乗っているんだろう?と眺めていると、お金持ちそうな金髪マダムが客室から手を振ってくれました。
いいなぁ、一度でいいから、乗ってみたい。
たくさんの人が港に訪れていました。
私自身は、健康になっていると思い込んでいましたが、歩くスピードが普通人よりもずっと遅くなっていました。また、人にぶつかることが怖くて、おへその辺りを押さえて、猫背気味で歩くことに。何事も焦らず、ゆっくり、です。
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入院の記録については、これで終わり。
次回は、「1週間検診」について書きます。
手術の内容を動画で見せてもらった話です。全くグロの要素は無いのでご安心下さい。
チョコレート嚢胞って一般人の目で見ると、どんな物かを説明したいと思っています。