チョコレート嚢胞・卵管水腫の腹腔鏡下手術記録15(1週間検診)
第1 これまでのお話
チョコレート嚢胞と卵管水腫のため、C病院に入院し、腹腔鏡下手術を受けました。手術時間は、1時間弱でした。6泊7日の入院期間を経て、無事、退院しました。
今回は、「1週間検診」を書きます。
第2 退院後の日々
1 おうちが一番
医師の話では、2週間後から働いていいとの話でしたが、退院の翌日から、午前中のみ仕事を始めました。ただ、電話をしていても、息切れがひどくて、怪しい人になっていました。
午後からは、カレーを作ったりして過ごし、なんだか、良い人生だなぁなどとしみじみ思っていました。人生で、こんなにゆっくり過ごしたのは、本当に久しぶりでした。車の運転も出来ないので、歩いてスーパーに買い出しに行くことも楽しかったです。
私の性格の問題かもしれませんが、自分のことは自分でやるという、自立した日々の方が向いています。
1つ問題があるとすると、介護用の電動のベッドが無いので、寝転ぶのが少し大変です。
でも、おうちが一番。
2 散歩の毎日
入院前から、毎日30分歩くようにしていました。退院後も続けています。
散歩、いいですよ。体力維持もさることながら、気分転換が出来ます。私は体力維持、夫はダイエット目的で、いろいろと話しながら今日も歩いています。
第3 1週間検診について
退院後、1週間検診があります。
C病院に行き、担当の医師から手術動画を見せてもらいつつ、手術の説明を受けました。おへそから腹腔鏡をいれて動画を撮っているので、記録が残っているのです。
出血は、わずか10CCしかしておらず、グロさの要素は皆無でした。
他人ごとのように、動画を食い入るように見ました。
私のケースについては、やはり左側の卵巣の手術が難しかったようです。卵管が龍のように渦巻き、卵巣に癒着していました。可愛い龍すぎますが、イラストみたいな感じです。笑
電気メスで焼き尽くされる臓器たちを見て、私が目覚めないことがすごいな、全身麻酔って、いったいどんなシステム??などと思っていました。容赦なくこねくりまわされる卵巣に同情しましたが。
手術が全てうまくいっているので、気楽に動画鑑賞が出来ました。見たからといって、何かが変わるものでもないし。
チョコレート嚢胞については、破けて、中身が「デローン」となっていたそうです。いわゆる、破裂です。
卵巣をぷにっと押すと、ココア(ミルクチョコ)のような液体がピュッと出てきて面白かったです。ネーミングセンスが良いのか悪いのかよく分かりませんが、確かに、チョコレートでした。チョコレートと言っても、固体ではなく、液体なので、「ココア嚢胞」とかの方が正しいかもしれません。
人体って不思議だわ。
次は、3カ月検診だそうです。
浴槽に入浴できるのは、術後1カ月後からです。早く浴槽につかりたいとずっと思っていました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
次回は、「まとめ」です。
ひとまず最終回となる予定です。